静止画のVR180 Side by Side対応を機能追加した Channel Playerの新しいバージョン1.31をリリースしました。Oculus AppLabやSteamから入手可能です。ソフトウェアのページで御案内しています。
カテゴリー: FOVE
Channel Player 1.28リリース
今回のバージョンにて、Quest2版は、Oculus AppLabからの配信となりました。
それ以外の更新内容としては以下となります。ソフトウェアのページでは、SteamVR版の御案内もあります。
2021-06-18 1.28
・SteamVR/Quest2版共通
ラジアルメニュー右側
- タイトル選択画面 輝度変更機能を追加
- 動画再生中 ホワイトバランス(色温度、色合い)と輝度変更機能を追加
・Quest2版
セキュリティ脆弱性審査のために、AndroidManifest.xml に activity android:taskAffinity=”” を追加
2021-06-15 1.27 (一般向けには未公開)
・Quest2版 AppLab提出
Channel Player 1.26リリース
ソフトウェアのページで御案内しているChannel Playerですが、この度、動画デコーダであるAVPro Video を2.0版(Ver. 2.1.3, 2021-05-14リリース)に差し替え、VRのステレオ動画フォーマットの自動認識に一部対応しました。Quest版では、AppLab申請中のため、今までは32bitのバイナリでしたが、ARM64向けの64bitのバイナリに変更しています。
AVPro Video 2.0版そのままでは、VRステレオ動画フォーマットの自動認識失敗したときに正しい形式に手動で切り替えることはできないのですが、動画プレイヤーでそれが出来ないと致命的なので、先日調査したときに書きましたが、Asset側コードに手を入れて対応しています。
またQuest2向けでは、AVPro Video 2.0版がGradle buildのみ対応となったので、build方法を変更したため、以前と異なるBuild IDとなっています。その結果、以前のバージョンがインストール済だとインストールに失敗します。その場合にはSideQuestアプリを用いてGame Dataのバックアップとアプリのアンインストールを実施してから、新しい版のインストールを実施して、その後Game DataをSideQuestアプリから戻すことで、フォルダ設定やお気に入りを残したままに出来ます。ご面倒をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
Channel Player 1.20リリース
Cahhel Playerの新しい版をリリースしました。ソフトウェアのページやSteam, SideQuestでご案内しています。
今回のアップデイト内容は、ダイレクトジャンプ機能を追加しました。ダイレクトジャンプ機能とは、動画再生中にYボタンをクリックするとダイアログが表示されます。そのダイアログではフォルダ内のファイルの一覧がボタンで表示され、上下移動してトリガーで直接選択出来る他、左右にマーカーを移動させて、動画ファイルの任意の位置にジャンプして再生指示することが可能です。ぜひお試しください。
その他更新履歴に記載した内容は以下となります。
2020-03-21 1.20
・以下の機能追加を実施
- ダイレクトジャンプ機能の実装
動画再生中にYボタンでダイアログが表示されます。
上下左右にスティックを操作して、トリガーにて選択したファイルのマーカー位置にジャンプします。 - Quest2版において、内蔵ストレージでの動画再生の際、動画をキャプチャーしてサムネイルする機能の有効化
・以下の仕様変更や機能修正を実施
- キャプチャ機能操作方法変更
動画再生のポーズ中に、Yボタンでキャプチャできる機能は、Yボタンをダイレクトジャンプ用のプロパティダイアログ表示に変更したため、プロパティダイアログ内のキャプチャーボタンとして実装を変更しました。 - 拡張子 大文字対応
拡張子が大文字となるZIPやJPG、MP4も表示対象となります。以前は無視していました。 - フォルダ名表示文字数拡張
タイトル選択画面や動画再生中の情報表示では、省略せずに表示可能な文字数を100文字から140文字に広げました。
・制限事項
- トリガー操作によるトリックプレイにおいて、ダブル、トリプルクリックやワープジャンプが機能しないことがあり
制限事項に追記しました。なおスティック操作やプロパティダイアログからのジャンプ操作は可能です。
Channel Player Ver1.19リリース
VR動画再生アプリであるChannel Playerの新しい版をリリースしました。今回は新たにコミックブック(zip, cbzファイル形式)に対応し、静止画の表示が可能です。Channel Playerは、宇宙空間にて宇宙船の中のシアタールームでの動画視聴という体裁をとっているため、シアターでの上映時には真っ暗となる代わりに、宇宙空間に飛び出した状態で閲覧することとなります。ただし180°や360°の動画の場合には真っ暗な状態となります。詳しくはソフトウェアのページにてご案内しています。
Channel Player静止画対応
Youtube対応は、正常に再生できないフォーマット(EACのこと)があるので保留として、静止画対応を進めている。
もともとスクリーンいっぱいにサムネイル表示する機能があるため、jpgやpngは表示可能であるが、動画プレイヤーであるため、動画ファイルが存在しないフォルダは再生対象として除外していたので、それを改め含めるように直した。
現在、フォルダに動画ファイルがひとつもない場合、再生開始すると、ファイル名の拡張子を見て、AVProVideoを動作させずに、1枚だけ表示可能となった。AVProVideoのコントローラスクリプトを直して、静止画用に次のファイル表示などを追加する必要がある。
それがまともに出来るようになれば、その次は、cpzあるいはzipファイルがあれば、それをフォルダ相当と捉えて、処理するようにすれば、一応出来るようになるのではと考えている。まだzipファイルをオンザフライで開く方法を理解していないけれども、assetフォルダ直下に、zipのdllを置けば、WebDav同様にPCでもAndroidでも使えるだろうと思う。
Youtube対応、静止画対応
Channel Playerは、何故Channel Playerと言う名前かと言えば、もともとはYoutubeのVR Channelの動画を見れるようにしたいという動機からであり、開発当初の1.01や1.02ではブラウザも付けて、PC画面上でYoutubeのコンテンツを選んだら、Riftで再生できるという仕様だったけど、1.03からYoutube対応は取り外して、ローカルファイル再生に注力してきた。
まだ出来ていないことは多いけれども、次はYoutube対応と静止画対応のどちらかだろうと画策している。
Youtube対応は実は難しくて、ミドルウェア(Asset)のAVPro Videoでは、2.0になってもEACのshaderには未だ対応しておらず、Youtube対応をうたうasset (Youtube Playerと、Youtube-DL Player)は、前者は一応対応している(サンプル作って試してみた)ようだが、後者は未だStereoのものには対応していない(質問して回答を得た)。
世の中探せば、EAC ShaderのコードはGitなどで公開されているが、AVPro VideoのShaderとして使おうとして、動かしてみても、思ったようには動作せず、まだ実現していない。
だから、静止画対応(いわゆるコミックビューア)対応が先とも思うが、こちらもただ表示するだけでなく、大きなファイル対応など、難しい問題が出てくるだろうと思う。でもいずれの道も一歩からだからとは思う。
Channel Player 1.18リリース
Channel Playerの新しい版をリリースしました。ソフトウェアのページでご案内しています。
改修履歴は以下となります。
2020-01-14 1.18
・以下の機能追加を実施
- SteamVR版
AとBボタンおよびXとYボタンを入れ替える機能を追加しました。
設定ダイアログにて変更可能です。Oculus Touch使用時にAボタンで再生開始、Bボタンで終了となります。
- 共通
設定ダイアログにて、左下にバージョン番号を表示するようにした。
・以下の不具合改修を実施
- Quest版
Oculus Touchの左右のトリガーにて、WarpJump出来ない不具合修正
- 共通
トリックプレイ実行中、再生中のタイトル情報表示上で、音量表示の数値が点滅しないように直しました。
これはジャンプ時に壊れた音が出ないよう一時的にMuteしていますが、それが見えてしまっていました。
Channel Player 1.17 リリース
Channel Playerの新しいバージョンをリリースしました。Oculus Quest2版とOculus Rift(SteamVR)版があります。ソフトウェアのページでご案内しています。SteamVR版は、FOVE0でも動作確認しています。
つい先週リリースしたばかりですが、Quest2版でトリガーによるトリックプレイの細かな不具合を直していたら、気が付いたことがあり、急遽修正版をリリースさせていただきました。
気が付いた点というのは、ボタンのダウンとアップの取り扱いです。これまでのバージョンでは、もともとはXboxゲームコントローラーのD-Padを基準に作っていて、シングル、ダブル、トリプルと繰り返し押すことで、トリックプレイなどの操作を実現していました。ダブル、トリプルを実現するには、単位時間内にD-Padを押した時(ボタンダウン)だけでなく、戻した(ボタンアップ)した回数も数えています。そこから拡張して、トリガーやスティックで操作出来るようにして、さらにOculus Touchでも操作できるようにバージョンアップしてきました。だからD-Padもトリガーもスティックも押したり倒したりしてから、戻さないと動作が始まらないつくりになっていました。
だからシングルクリックの場合は、押した瞬間ではなく、戻る瞬間を待って(そうしないとシングルとダブルが区別できないため)、10秒ジャンプしていたのですが、これを押した瞬間から動作するよう仕様変更致しました。そうした結果、AVPro Videoのデコーダーはシーク遅いと感じていたのですが、そうではなくて、使い方の誤りで、押した時にシークするので、きびきびと動作するように、1.17版から変更になっています。
ただし弊害はあり、ダブル、トリプルを使うときには、かならずシングルが入ってしまうという仕様に現在変わっています。もっとも、ダプルトリプルを使わずに長押しすれば、Warpジャンプ出来ますし、ラジアルメニューで次のファイル、前のファイルへのジャンプができます。また動画フォーマット(VR360, VR180, FishEye, 2Dや SBS, Top Bottom, Mono)の変更についても、ラジアルメニューあるいはプロパティダイアログからも出来るので、使い分けて頂ければと思います。
単なるバグフィックスだけなく、シアター画面でタイトル表示する際、現在表示している動画ファイルが保存されたフォルダにサムネイル画像が複数ある場合には、以前の版では、検索して最初に見つけた静止画しか表示していませんでしたが、今回のバージョンでは表示するたびに更新するようにしました。
以上、すべての修正や更新内容は、readme にも記載しましたが、以下となります。
2020-12-30 1.17
・以下の機能追加や変更
- サムネイル画像が複数ある場合、表示するたびに更新して表示します。
- 上下左右移動時もボタンアップを待っていたが、ボタンダウンで移動するようにした。
- Mute時に、音量表示を薄く表示するようにしました。
- シングル、ダブル、Warpジャンプの際、移動量を表示するようにしました。
- トリックプレイ開始まで、ボタンアップを待っていたが、ボタンダウンから開始されるようにした。
上記の結果、シングルジャンプは軽快に動作しますが、以下のように仕様が変更されました。
- ダブル、トリプル、Warpジャンプの際、シングル(10秒スキップ)が必ず実行されます。
- シングル(10秒スキップ)を連発すると、ダブル、トリプルだと判定します。
・以下の不具合を修正
- 次のファイルへのジャンプの際、先頭から10秒移動した位置や2個先のファイルへジャンプする。
- 次のファイルへのジャンプの際、Muteが解除される。
- 起動時の表示されるタイトル位置が必ず初期化される。
- プロパティダイアログから戻る際、トリガーで戻ると再生開始したり、表示タイトルを移動する。
以上、よろしくお願いいたします。
Channel Player 1.16リリースしました。
詳細はソフトウェアのページをご覧ください。今回はQuest2版とソースコードを共通化して、SteamVR版でもWebDAVアクセスを可能としました。またOculus Touchの右側だけでも操作可能となるよう直しました。WebDAVアクセスは、Sambaより遅いかもしれないけど、シークは普通にできてしまうので、DLNAよりは使い勝手良いだろうと思います。
SideQuest版
https://sidequestvr.com/app/2064/channel-player
SteamVR版
https://store.steampowered.com/app/1156810/Channel_Player/